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#017 – サーフなお家の実例集

#017 – サーフなお家の実例集
(マンション住まいではむずかしいロングボードの立て置きも自在な吹き抜け土間。透かし階段が空間のさらなる広がりを感じさせてくれる。天井は明るい色みのラーチ合板を採用)
 
 
 
 
サーフカルチャーのなかで育まれてきた、どこか自由で豊かな暮らし方を
建売住宅のスペックに詰め込んだラックスエステートのキャビン ホワイト・エディション。
そこに住まうことで人生がガラリと変わる、その仕掛けはどこにあるのか。
代表の小川さんにその想いを訊いてみた。
 
 
 ***
 
 
 
 

#017

湘南らしさをまとう家
神奈川・茅ヶ崎

代表の小川さんご自身が若かりし頃から育んできたサーフィンのある日常、湘南の海と空がある暮らしをいまの時代の価値あるものとして、これまでになかった建売住宅のスペックに落とし込んだのが、ラックスエステートを代名する2シリーズ。

明るい色合いのラップサイディングとインテリアが特徴の『カリフォルニア』シリーズと、山小屋や船舶の客室をイメージしたダークトーンの『キャビン』シリーズだ。

いまでこそ、余白のある空間を建売のモデルに取り入れるようになった住宅関連会社を見かけるようになったが、その潮流を牽引してきたのはラックスエステート。

自由で、どことなくレイドバックしたサーフカルチャーのなかで育まれてきた豊かな暮らし方を、小川さん自身が身を持って理解し、実践してきたからこそ生まれ得た建売住宅のスタイルであり、昨今のワーク&ライフスタイルの劇的な変化によって湘南の地に憧れ、それを目指すノンサーファーも少なくない。

(玄関エントランスからの視点。無垢の木色とホワイトを組み合わせた空間に、シャープなブラックの鉄骨階段が映える。屋内に一歩足を踏み入れた瞬間からハッとさせられるインパクトある土間空間に、未来の家主は間違いなく優越感に浸れるに違いない)

そのようななか新たなニーズも生まれてきた。
物件内覧の折に「私はキャビン派」「俺はカリフォルニア派」と夫婦で好みが分かれる場面に度々遭遇するというのだ。

そういった声を吸い上げて新たにシリーズ化したのが、今回ご紹介するキャビンのホワイト・エディションだ。

(1階奥のダイニングはLDK南東側の角に位置しているので採光もバッチリ。ファニチャー類は自前で用意するのも、またこの家に合った設えをラックスにお願いするのも双方が可能だ。後者はローンに組み込めるのが魅力)
(家のなかに少しでも吹き抜けがあると自然と居心地も解放的に)

使い方が自由自在なマルチガレージや広い土間スペース、リビングと直感的につながるカバードポーチなど、もともとキャビンが持っている空間的なデザインコンセプトはそのままに、明るい色みの無垢材と白やライトグレーの建材とを組み合わせ、都市部の人々がイメージし、移り住んで来る湘南という土地にふさわしいBOHOスタイルをつくり上げた。

これで意見が割れていたふたりも納得だ。

(ダイニングとキッチンとは空間が開口でつながっている。インダストリアルな照明と表情豊かな木毛セメント板を採用した質感のある壁が相まって、毎日カフェで食事をしているような雰囲気をあじわえそう)
(システムキッチンにはビルドインの浄水器と食器洗浄機が標準装備。内装のタイルは通常のキャビンがダークなネイビートーンを採用しているのに対し、ホワイトエディションでは淡く優しいグレートーンがベース。明るい空)

キャビンの間取りは3LDK。

常套の建売物件よりもひと部屋減らしているのは、湘南という土地がもともと持っている“ヌケ感”を住空間でも表現したかったから。

代わりに得られたものは、ロングボードも難なく縦置きできる吹き抜けの土間や、いつも家族の存在を身近に感じていられる仕切りのない20帖余りのLDK、そして2階の階段踊り場にあるテレワークにも使える6帖余りのフリースペースなど、どれも住空間に余白を与えてくれるものばかり。

そして、この余白こそ、住まい手の毎日の暮らしにゆとりを生んでくれるのだ。

(階段を上がった先の2階の踊り場は6帖余りのフリースペース。テレワークに使ったり、家事をしたり、本棚を置いたりと、使い方はあなたのイメージ次第)
(来客も気にならないラックスオリジナルの“見せる洗面台”はもはやリビングの一部)

ラックスエステートの、この“ゆとり”に対する考え方は物件のすべてのベースとなる土地選びにも通底する。

住まい手が立地からも常に湘南らしさを感じていられるよう、ビーチまでが近かったり、この地らしい眺望のある土地を探り当て、通常なら4区分するような広さの土地も3区分に留めて、各々の敷地にゆとりを持たせている。
つまりは経年しても資産価値の落ちづらい物件に陰ながら仕立てているのだ。

優良立地の競争率が極めて高い湘南の地にあって、土地選びに腐心するのはラックスエステートの強いこだわりのひとつでもある。

(家具に造詣の深い小川さんたちセレクトのファニチャー類も組み込みが可能。今回はヴィンテージとアクメのミックス。憧れのペレットストーブも標準装備!)

「注文住宅はハードルが高いと感じていらっしゃる方々に、ラックスが思う湘南らしい土地と建物をセットで準備させていただくことで、その先の人生がガラリと変わってしまうような時間を手に入れて欲しいんです。
『湘南は家並みも暮らしも他とちょっと違うよね』って言ってもらえるような意気込みで、住まい手と物件との橋渡しができればと思ってやっています」

今後は湘南の空を切り取るスカイ・エディションなんていうプランも進められている。

グラスを傾けながら、夕陽に浮かぶ富士の山を愛でる日常なんぞ、贅沢の極み。乞うご期待だ。

***

DATA

種別:建売住宅
構造・規模:木造在来工法2階建て
敷地:100.04㎡(30.26坪)
建築:59.36㎡(17.95坪)
延床:99.13㎡(29.98坪)
企画:ラックスエステート

(もともとキャビンが持っている空間的なデザインコンセプトはそのままに、都市部の人々がイメージする湘南という土地にふさわしいBOHOスタイルをつくりあげた)

【この家を手がけた会社】

ラックスエステート
https://lucks-e.com

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