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TRAVIS REYNOLDS
Fresh Juice
◎シェイパー:トラビス・レイノルズ
◎ディメンション:6’3″×19 5/8×2 3/8
◎価格(新品):¥157,000~(税別)
◎ライダー:大野靖幸pro(167cm/61Kg)
◎photography/Dave Yamaya
1982年にサンタクルーズで生まれ、10代のころはコンペティションシーンでも活躍したトラビス・レイノルズ。
ハイパフォーマンス・ショートボードから、シングル、ツイン、クラシックログなど、すべてのジャンルのサーフボードを乗りこなす傍ら、シェイプはラミネートに至るまで、すべての工程を自身でこなすという、サーファーとしてもシェイパーとしてもマルチな才能を持つ。
彼の両親がアーティストだったことも影響し、トラビスがシェイプしたサーフボードのデザインと機能性は、アーティストのアンディ・デイビスや、トップシェイパーのマーク・アンドレイニからも高く評価され、それだけに本場アメリカのピルグリムや、モラスクなど、名だたるオルタナティブボードの名店で彼のサーフボードが取り扱われている。
マイケル・ピーターソンのハルボードからインスピレーションを受けて誕生したモデル『Fresh Juice』は、特徴のフラットロッカーにより、早いテイクオフと、パワーのない波でもスピードを維持することを可能にしている。
ボトムはフラット~Vボトム、テール付近に施されたハードエッジにより、レールtoレールの動きをよりスムースにするよう意識され、そのアウトラインからエッグらしいファンな性質と、ハルらしいスピードを兼ね備えた仕様となっている。
ヒザ波~オーバーヘッドまでで対応する扱いやすいサーフボードをお求めの方にはぜひおすすめしたい逸品だ。
★ IMPRESSION ★
テストライダーは、千葉南房総でライフスタイルショップ「SOUTH」を営む、プロロングボーダーの大野靖幸。
ロングボードのプロでありながら、シングル、ツイン、ハイパフォーマンスまで様々なボードを操り、SUP、ボディサーフィンなどあらゆる海の遊びを極めるスタイルに定評がある。
このフレッシュジュースに初めて乗ったとき、その性能に惚れ込み、以来実際に所有するようになったという大野プロ。
「テイクオフ直後がシングル特有の反応ではないんですよね。とにかく反応が早く驚きます」と語る。
アウトラインだけ見ると、優雅に乗るように思いがちだが、実際はそうではないようだ。
「フェイスのキレイなリーフブレイクの波に合うように思いがちだけど、ジャンクでチョッピーなコンディションでもボードを返すことができるんです。見た目に品があるから面食いかと思いきや意外と雑食ですよ」
「ワイデストポイントが後ろめにあるので、棒立ちでテールを踏み込めば勝手にボードが返ってくれる。シングルであることを忘れさせてくれ、新しい自分を発見できます」と大野プロ。
デッキをステップに落とすことで、反応を早くした仕様だ。
もちろんスモールコンディションでの優雅なライディングもお手の物。
“これ一本ですべての波に対応したい”
そんな夢をかなえてくれる、意外にもオールラウンダーなモデル「Fresh Juice」。
大野プロが語る“意外と雑食”な一面もぜひ体感してもらいたい。
=Special Thanks=
M&M CALIFORNIA CLASSIC
TEL:043-211-7304
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