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KATSU KAWAMINAMI Boogie 6’0″

KATSU KAWAMINAMI
Boogie

◎Shaper:川南 活
◎Size:6’0″ × 22″ × 3 1/8″
◎Price:¥190.000〜(オンフィン)
◎Surfer:劔持良輔(166㎝/66kg)

ノーズ~センターのボリュームが特徴的なアウトライン。驚速のテイクオフとライディングの安定感、くわえてテールをほどよく絞ることでスムースなターンを描くことができる

 

シャープなキールフィン(両面フォイル)をややテール寄りにセット。ベイビースワローのテールデザインを組み合わせて軽やかでメリハリのある操作性を確保した

 

 1979年、湘南・鎌倉で設立されたカツ・カワミナミ・サーフボード。ブランドの主宰及びシェイパーを務めるのは日本サーフィン黎明期から活躍する川南活だ。40年以上のキャリアで培ってきた技術と審美眼から生みだされるサーフボードには、長きにわたり国内外の波やサーファーたちと触れ合ってきた自身の経験、そして独創性あふれるアイデアが落とし込まれている。今回は川南と交流のあるリノ・アベリラが1970年代に使用していたツインフィンから着想を得たブギーに試乗した。

 このレングスにして最大厚は3 1/8″。たっぷりとボリュームを与えながら、思いきりよくダウンレールとベイビースワローへとつないだグラマラスなアウトライン、ボトムコンツアーはフラットからVeeへ流れていく。フロントに重心を置いたボードデザインにより、わずかな力で波をキャッチできるだけでなく、テイクオフしてからはぐんぐん加速していき大きなマニューバーへと導いてくれる。その乗り味は個性的なルックスからは想像できないほどクセがなく、フレンドリー。ツインフィンに乗ってみたいというロングボーダーや女性サーファーもトライしやすいはずだ。一方、短いレングスに乗り慣れている人は、どのボードともちがうファンな乗り味の虜になるにちがいない。ノーズからテールにかけてぎゅっとカーブするアウトラインなので、スタンスや重心移動を意識するほど、その魅力を引き出せそう。エキスパートならチーターファイブ、グライド感のあるカービング、遠心力の効いたカットバックまで、表現豊かに楽しめそうだ。

 2012年の誕生以来サイズを6’0″で統一しながらも、ライダーからのフィードバックをもとに10回以上にわたる細かな調整を繰り返している。今後もボードのスペックをさらに高めていくべく、アップデートを加えるそうだ。日本を代表するレジェンドシェイパー川南が送り出す、ブギー。温故知新な一本はわたしたちにファンで豊かなサーフタイムを約束する。

 

IMPRESSION

「6’0″の長さなのに厚く重い。安定感があるだけでなく、ボードが勝手に走ってくれるからライディング中に余裕が生まれるんです。あとは適切なポジションにいればいいだけ。ボードの中心から『はい、一歩!』で憧れのチーターファイブをメイクできれば、フィンの上に足を置くことだってできる。トリミングが楽だから波のピークから波打ち際の最後の最後まで余すことなくいただくことができて、ライディング距離は確実に伸びると思います。またこの分厚いレールでしっかりサーフィンできるようになればレイルワークが確実に上達するし、さらにはロッカーがほどよくつけられているのでテイクオフも刺さりにくい。初心者から上級者まで想い想いのライディングを探求でき、ソフトボードでサーフィンデビューした方にも難なくフィットすると思います」

 

「『全然漕いでないよね』って言われるぐらい、簡単に波をつかむことができるんです」と劔持さん。大きな浮力を生み出すため、ミッドレングスのブランクを使用している

 

操作性に優れているブギー。レイル・トゥ・レールを使ったサーフィンの本質をじっくり嚙み締められる

 

ノーズにワイズを確保してあるので、インサイドの力のないセクションでもチーターファイブをメイクできる

 

「マニュアルかつ少しハンドルが重い車みたいな乗り味だけど、このボードに慣れ親しんだおかげでほかのミッドレングスに乗り換えたときにより太いラインを描けるようになったんです」

 

=Special Thanks=

MO3 ストア
0463-24-0999
www.mo3store.com

***

movie:Masataka Kiyono
photo:Pak Ok Sun

BLUE. 96

2022年11月10日発売

サーファー、食にふれる

2022年11月10日発売

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