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JOSHUA KEOGH Monad 5’11”

posted Nov 19, 2021

 

JOSHUA KEOGH
Monad

◎Shaper:ジョシュア・ケオ
◎Size:5’11″×21″×2 5/8″
◎Price:¥181.500~(フィンなし)
◎Surfer:吉川共久(173㎝/70kg)

 

見た目の格好よさと乗り味の良さを両立したジョシュアのシェイプ。個性的なアウトラインだが、とても素直でマイルドな乗り心地を持つ

 

今回はオリジナル・テンプレートのツインフィンをセット。吉川プロは「シェイプがいいのでいろいろなフィンを試してみたい」と話した

 

 

オーストラリアのニューサウスウェールズ州メリンブラ出身のシェイパー、ジョシュア・ケオは30歳と若手ながら、すでに10年を超えるシェイプのキャリアを誇る。19歳のときにサーフィン中の事故により背中に重傷を負ったジョシュアはリハビリをしている間にシェイピングをスタート。彼のサーフボードを削ってくれていた地元のマスターシェイパー、テリー・グラスの手ほどきを受けているうちにクラフトマンの世界にのめり込んでいく。そして同郷のレジェンドシェイパー、ミック・マッキーに師事するとメキメキとシェイピングの腕を上げていった。ジョシュアはプロレベルのサーファーでもある。そのため短期間のうちにサーフボード・デザインの真髄を理解でき、イメージを形にするスキルを身につけることができたのだ。

ジョシュアのサーフボードに共通する特徴は何と言ってもテイクオフの滑り出しの早さ。そしてコントロール性能の高さ。つまり、誰が乗っても余裕を持ったサーフィンを楽しめるサーフボードだということ。ニール・パーチェス・ジュニアのもとでもシェイプを学んでいたことのあるジョシュアの引き出しは数多く、現在はとくにツインフィンに力を入れて制作を行なっているが、シングルフィンのミッドレングスも得意だ。どんなデザインでも乗り手に合わせてアレンジし、パフォーマンスとともにグライドする感覚を備えた心地よいサーフボード作りに取り組んでいる。

今回試乗したのは、とにかく速いテイクオフとルースな回転性を併せ持つモナドという名のツインフィッシュ。フラットデッキで十分にボリュームがあり、ロッカーも緩いため、テイクオフと滑走スピードの速さは群を抜いてる。またコントロール性能に優れているところもジョシュアのボードの優れたところ。フィンエリアから急激に絞り込まれたアウトライン、急激に強まるロッカー、スパイラルVeeによって狭いポケットにおいてもタイトなターンが可能になっている。ショートボードとロングボード、どちらからの入り口にもなり得るとても乗りやすいツインフィッシュだ。

 

 

IMPRESSION

「おもしろかった。バランスがとてもいいボードだと思いました。見た目は個性的なんですけど、いざ乗るとその個性が乗りやすさと調和しているのが不思議に感じる。見た目のクセがそのまま性能に強く出ているボードもありますが、これはそうじゃない。乗り味がソフトで滑らかなんです。フラットデッキからのダウンレールで反発が強いのかなと思ったけれど、水が綺麗に抜けていってくれる。操作性がいいので、波の大小に関わらずオールラウンドに乗れると思います。たとえばジャンクな波で使うときに引っ掛かりがあったりすると、かばう感じがライディングに出てしまう。そこを気にせずに乗っていけるというのはすごくいい。それがバランスがいいということです。乗りやすさは安心感にもつながります。そういうところを感じて、彼の作るサーフボード全般に信頼を置ける気がしました。ベーシックなラインがしっかりできているシェイパーですね」

 

フルスピードが出ていてもコントロールしやすいという、抜群のシェイプバランスを誇るモナド。気持ちいいターンを約束する

 

「調子いいボードですね。調子に乗っちゃうボード」と吉川プロ。ボード性能の高さによるライディングの余裕が見てとれる

 

バックサイドにおける操作性のよさもご覧の通り。多くの人にとって乗りやすいツインフィッシュだ

 

=Special Thanks=

ライド サーフ&スポーツ
042-656-1973
www.ridesurf.com

 

***

 

movie:Masataka Kiyono
photo:Ryo Uchiyama
text:Jun Takahashi


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