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「高知には身近に楽しいスポットがありすぎる。
僕も子どもになります」
――山本 誠さん
「この場所が好きで戻ってきました。でもせっかく新しく仕事をするなら地元を盛り上げることをしたい。だったら森林率ナンバーワンの林業じゃないかと」
県土の84%が森林の高知県は、複雑な地形と黒潮による温暖多雨な気候が影響する。空港に降り立つとふわっと香る南国感、同じ四国でも瀬戸内海側とは違うスケール感。しかし日本の本州のそれとは違い、穏やかな空気が流れ続ける。スギとヒノキ、ふたつが主流の高知で、特にヒノキが育つ四万十市の魅力を今に伝える。
「環境保全に興味があって、都心にいる時からそんな会合に参加していました。おばあちゃんから聞いていた稼業の話とかも思い出して。いや、高知ってすごい場所なんじゃないかと」
雨が降ると林業の仕事はストップする。そんな環境を活かしながら、自宅に残された工具でフィンボックスやカッティングボードを作る。自分が伐採した木ではないかもしれないけど、廃材になる何かも形にしたいと願っている。木を育て、木で表現する。当たり前のようでいて、便利な世の中ではもう希少だ。今日も変わらず動く先代機械を目にして言う。
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