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「THE CONVEX」#03:サーフなキャンパー、建築目線で進行中!

「THE CONVEX」#03:サーフなキャンパー、建築目線で進行中!

すべての夢は想像からはじまる、というコンセプトのもと、さまざまな空間プロデュースを手掛ける『80プロジェクト』。この連載は、代表の石川さんが九十九里某所で出会った凸型(コンベックス)の土地をきっかけに、活かしきれていない地方の土地で豊かな夢を描けないか? という思いからスタートしたもの。今回は、その土地に置かれるべくアメリカからやってきたキャンパー……と共にやってきたパネルバンのお話。

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アメリカで商業バンとして使われていた1997年式GMCユーティリマスターを、80プロジェクトがオフィス兼キャンパーにカスタム中(Beforeは下記いて)。モールテックで仕上げた内壁がまるでウェアハウスのよう。マリンランプや、’70年代コールマンのオーブンなども雰囲気たっぷりだ。「建築目線でつくったらどうなるかがテーマです」と代表の石川さん(写真の方)

Blue.(以下:B): あれ、石川さん。今回はパネルバンだけですか?

石川(以下:石): 土地やキャンパーは施工前の下準備があるので、その間にパネルバンを進めていました。

B: もとは石川さんが個人的に探していた車両ですよね。たしかに、前回とだいぶ違いますね。荷室の内はコンクリートですか?

石: これはモールテックスという薄膜モルタル。柔らかくて歪みに強く、曲面にも使える素材なんです。一般的なコンクリートは厚く盛りますが、モールテックスは薄くても大丈夫で、今回は3mmほどの塗り厚です。なので軽い。せっかくつくるなら、僕たちの生業である建築の知識を活かしながら車を仕上げたいなと。

B: なるほどぉ。リアのハッチもだいぶ仕上がっていますね。

石: こちらもワンオフです。独房みたいですよね(笑)。今後、外装はボードを置けるラックや屋外シャワーをつけて、内装はベッドやクロークを設置します。

B: いい感じ。完成が楽しみです。でも、このバンはザ・コンベックス(九十九里の土地)に常設するわけじゃないですよね?

石: はい、どこにいても事務所代わりに使えるように。最初は個人的な願望でしたが、仕事のエリアが地方にも広がり本格的に必要になってきました。

B: それならザ・コンベックスでも活きますね。シゲさん(アドバイザーを務める市東重明)のオフィスになりそうな予感大。 石: イメージソースがシゲさんなので、ありえますね(笑)。

Before

ほぼオリジナルだったパネルバンの前回の姿をおさらい。リアハッチは格納式だったものを取り外し、骨組みだけ取り付けた状態だった。内装もこの時はいかにも商業車な雰囲気。ちなみにフロントのヘッドライトが角目だけど、現在は丸目に変更されている。もう少し車両が仕上がったら合わせてご紹介しましょ
九十九里で超格安で購入した凸型の土地、その未来予想図。ザ・コンベックスの主役は本来はこちら。近い将来リアルな姿の続報をお届けします

80PROJECT http://80-project.com/

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