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Blue.が創刊50号を迎えました。
2006年の7月に立ち上げて8年。
振り返るとついこの間のようで、
でも一つ一つ紐解いていくと、
とてつもなく長い時間だったように感じます。
創刊時に「ショートボードとロングボードの
垣根を外したサーフィン誌」と定義し、
クライアント各社に媒体説明をして回った。
閉塞感が漂う当時の業界では常軌を逸した話で、
期待されるというよりは、いつまで続くか、と
不安に感じられる方が強かった。
そんな中でも支えてくれるクライアントがあり、
号を重ねる毎に、読者も少しづつ増えていった。
こちらも期待に応えられるよう懸命に本を作り、
気がつけば50号という、ひとつの節目を迎えることができた。
どんな物事も、成功させるにはタイミングが重要だが、
Blue.もまさにそうで、フィッシュを走りとする
オルタナティブボード・ムーブメントが追い風となった。
そこにはBlue.が伝えたかったサーフィンの本質と
自由な世界があり、感度の高いサーファーの琴線に触れた。
以降のことは、毎号の誌面の通りです。
50号では、そんな8年間の集大成とも言える企画を実施。
号数にちなんで、50個のトピックスを取り上げました。
温故知新。いづれもサーフィン史の1ページに刻まれる内容です。
なかには懐かしいものもありますので、じっくりお読みください。
また個人的な話ですが、前々号で編集長を退任しました。
まだご挨拶が出来てない人にはこの場でご報告させて頂き、
またお世話になった方には深く御礼申し上げます。
編集長は退きましたが、スーパーバイザーなる大仰な
肩書きを付けてもらい、こっそり携わっています。
50号の次は60号、その次は70号、そして100号です。
必要と思ってくれる人がいる限り、Blue.をずっと続けたいと思います。
これからも温かく見守ってください。
50号、ありがとうございました。
林 芳史
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