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全力ダッシュ! できる?

全力ダッシュ! できる?

 

Blue Surf Club 022

全力ダッシュ! できる?

 

うーん。割れませんね、腹筋。

このブログをスタートしたときに裏テーマのひとつに掲げた「筋トレしないで腹筋を割る( #001 )」という、サーフィン的にはかなりどうでもいいテーマ。

 

これまでのダイアリーの通り、走り始めて体重も体脂肪率もぐーっと落ちました。2020年の走行距離は11月時点で2000kmを超えています。現在の体脂肪率はおおよそ12~13%くらい。

走り始めた時からの基本的な考え方は変わっておらず、「走る」ことによるシンプルな体の変化や、サーフィンへの影響を考察したいので、筋トレはまったくやってません( #009 )。食事制限もしてません。

で、腹筋は割れてません。

 

仮に体脂肪率0%だとしたら、人間は誰しも腹筋が割れているものなので、今以上に体脂肪を減らせば割れて見えるんでしょう。

でも、体脂肪率1桁レベルのストイックなアスリート体型は、実現するのもキープするのも大変だし、冬の海にも入るサーファーに適しているとも思えません(耐衝撃・耐寒的にも脂肪は必要)ので、その領域を目指そうとは思っておりません。バキバキではなく、なんとなーくで十分。

 

では、どうするのか?

答えはシンプル。「筋トレしないで腹筋を鍛える」こと(笑)。

 

じつにシンプル、かつ大いに矛盾を感じるアンサーですが、つまり一般に認識されている腹筋運動に日々励むのではなく、走る内容を工夫することで、腹筋を強化してみよう、かなと。

 

足音ばったばた! 体ばらっばら!

 

すでにけっこうな距離を走ってきたので、体幹は以前よりだいぶ強化されたはず。それはヘルニアで苦しんでいた腰痛が大幅に改善したことで確信しています(#018)。

サーフィンへの好影響も大きく、以前より体の軸がブレなくなりました。「激しく動いている水の上を、サーフボードに乗って動き回る」というサーフィンの特性を考えると、どんな姿勢でも軸が安定している、体幹がしっかりしている、というのは最も必要な能力のひとつです。見た目が筋肉もりもりより100倍大事。

 

で、今後ですが、これまでは長距離を走ることによってインナーマッスルや遅筋群を主に使っていましたが、これに加えて、速筋も刺激してみようかと。

つまり「速く走る」日をつくります。

 

40歳を超えている方、そしてスポーツは週末のサーフィンのみ、という30歳以上の方にも聞いてみたい。

「全力ダッシュ」できますか?

 

僕は最初、体がばらっばらになりました。全力ダッシュなんて何年ぶりだっただろう?  全身の筋肉を「ダッシュ」というひとつの目的のために統率できず、あっという間にフォームが乱れます。足はすぐに上がらなくなるし、高回転についていけず体の軸もぶれぶれ。心臓ばっくばくです。

 

「オレ、まじでオッサンじゃん……」

と、悲しくなりました。

 

サーフィンとはえらい違い。いつものランニングともえらい違い。バスケ少年だった学生時代の自分とは絶望的に違います。

実際に走ってみるとよくわかるのが、通常のランニングとは使う筋肉や可動域が明らかにちがうこと。

足を上げる高さ、腕の振り、腰の動き、すべての回転数。強度。自分の身体に意識を集中しながら走ってみると、腹筋や背筋、腸腰筋といった、体の中心にある大きな筋肉が激しく使われていることが分かります。

 

これはですね、はっきりいって筋トレです。しかも、かなり過激な。

 

ちなみに僕が取り入れたメニューは、ランニング・フリークが基礎スピードを引き上げるためにやる「インターバル走」というやつです。

 

400mダッシュ+300mゆっくり走る×7~10本

1kmをできるだけ速く走る+400mゆっくり走る×4~5本

 

このどちらかを週に1回程度。どっちもキツい!

最初に、いまの自分は1㎞をどれくらいで走れるんだ? と思ってかなり必死に走ってみたら、1㎞=3分50秒でした。

 

トップレベルのマラソンランナーは1㎞を3分くらいで走るんです。100mに換算すると18秒くらい。それを42.195㎞続ける……。まじで、バケモンとしか思えません。

僕はそんなレベルにははるか及びませんけど、まだはじめたばかりだし、僕なりのレベルですがまだまだ速くなれると思っています。実際、すでに何度かやってみましたが、やるたびにフォームが安定し、スピードも上がってきました。

 

「オレ、まだダッシュできるじゃん」って嬉しくなりました。

 

速筋や瞬発力を鍛えることは、サーフィンにも確実にいい効果があるはずなので、今まで通りのランニングに織り交ぜながら、これからは速筋と遅筋の両方に刺激を与えてみようかと思ってます。

そしたら1年後くらいには、腹筋も割れているかな?

 

 

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冒頭で書きましたが、2020年単独の走行距離が2000kmを超えました(11月時点。当然ですが波があるときはサーフィンもやってます)。

2019年12月を含め、ランニングだけの消費カロリーで1年=14万7034kcal。脂肪を1kg燃焼するにはざっくり7200kcalということなので、20㎏分! …なんですけどね、なんと私、2020年の体重はプラマイゼロです(笑)。走った距離より、そっちのほうがすごいと思う。。。

走り始めた2018~2019年は今年よりぜんぜん走ってないのに10kg 以上痩せたので、きっと簡単に落とせる脂肪は落ちきったんでしょう。食事制限はいっさいしてないので、美味しいものをいっぱい食べて太ってないのなら、しあわせか!

 

つづく(はず)

 

Y.Toida / Chief editor of Blue. magazine.

 

 

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