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皆さま、こんにちは。STOKEHOUSEチャンネル×Blue.コラボ動画パート2(前編)が公開されました。
……その前に、パート1の企画、「市東重明×瀬筒雄太/オールラウンダー対談」では想像以上の反響をいただき、業界内外を問わず多くの方々と話に花が咲きました。この場を借りてありがとうございます。
ショートボーダーとロングボーダー、それぞれの波へのアプローチのちがい、動作のちがい、なにより思考のちがいを、キャストふたりが言葉とライディングで見事に表現してくれて、意義ある動画になりました。
そして2回目となる今回も、「やりたいことをやっていい」というSTOKEHOUSEさんのお言葉に甘えて、パート1に負けず劣らず個性的なゲスト、そしてテーマでお届けしております。
テーマはずばり、「ディスプレイスメント・ハル」。
そのボードデザインの名を知っている方はたくさんいらっしゃると思いますが、特性をしっかり理解していたり、「実際に乗ったことがある」という方は、じつは意外と少ないのでは?
正面から見た姿は「エッグ?」と思うようなマイルドなアウトライン。でもその実態は、数あるオルタナティブボードのなかでも極めて個性的な特徴を備えるボードデザインです。もちろん、乗り味も唯一無二。ひと言で表すなら、羊の皮をかぶった狼、でしょうか。
そんな通称ハルの魅力や特徴をあらためてお伝えすべく、お迎えしたゲストは「ホーリースモーク」の梶川さん。ハルの生みの親であるグレッグ・リドルをはじめ、その血統を継ぐシェイパーたちのハルに乗り込んできた方です。
まだユーチューバーなる名前が生まれる以前、梶川さんがYOUTUBEにたびたびアップしていたご自身のハルでのライディング動画は、日本を飛び越え海外のフリークの間でも話題になっていたんですよ。「日本にヤバいHULLマニアがいるぞ」ってな具合に。
本日はそんな梶川さんにパーソナルボードを持ち込んでもらい、千葉東金のMozzy’sサーフラボのシェイピングベイをお借りして撮影。
梶川さんといえば、いつも喜怒哀楽たっぷり&ためになるショップブログが大人気ですが、こうして動画に登場いただき、実際にお話ししている姿はかなりレアかも。そういう意味でもファン必見です。
そして、お相手はもちろん当コラボ企画のレギュラーであり、ご意見番のシゲさん(市東重明)。
2013年にBlue.が初めてインプレッション企画を実施した際、新島にヒットした台風スウェルを舞台に、いきなりクラウス・ジョーンズ(グレッグ・リドルのテンプレートを継承するファミリーのひとり)シェイプの正統なディスプレイスメント・ハルで圧巻のライディングを披露してくれた姿は、10年経った今なおBlue.で語り継がれる名シーンです。
当時、波は頭オーバー、大きなセットでダブルくらい。しかも多くはバックサイド(レフト)で、一発目の波からハルにアジャストし、ハイスピードで滑走しながら優雅なカーブを描いたシゲさん。そのすごさがいかなるものかは、ハルに乗った経験がある人だけが理解できる世界かもしれません。
今回のコラボ動画でも、おふたりには実際に海でセッションしていただいてます。マニアックな企画ですが、今回もかねてからBlue.がやりたかった企画。どうせやるなら、らしさ全開でいきましょう。ぜひお楽しみいただきつつ、興味が湧いたらあなたもハルの深淵な世界に飛び込んでみてください。
では、つづきは後編で!
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