Diary

THE CONVEX #04：特大コンテナ、入りました

THE CONVEX by 80PROJECT
第4回：40フィートの特大コンテナ、入りました

地方の土地を活かして楽しみを提案したい、そんなコンセプトでスタートした「ザ・コンベックス」。80プロジェクトが手掛け、市東重明さんがアンバサダーをつとめる本企画。久々に訪ねた敷地には、40フィートのコンテナがドーンと鎮座。とはいえ完成はまだ先か？その現在地やいかに。

アドバイザーを務める市東重明さん。2匹のウルフドッグ、その名もブルーとホーリーは80プロジェクト代表の石川さんの愛犬。なんて素敵な名前！しかし、今回の主役は彼らの背中にあるコンテナでございます

シェイプルームか、ドッグランか。妄想は膨らむ

市東　うわぁ、大きいね！どこから運んできたの？

石川　40フィートのコンテナです。縁あって埼玉のザルゲート（パームツリー屋さん）にお譲りいただけたんです。

Blue.　40フィートということは、10フィートのロングボード4本分の長さだから、約12ｍですね。でかい！積車で運ぶだけでもひと苦労だったはず……。土台も入れてあるんですか？

石川　はい。この砂の下に底板が敷いてあります。

市東　そういえば、前回来たとき地面は砂じゃなくて、伐採した竹が絨毯みたいになってたもんね。

石川　そうなんです。あの竹がすごく厄介で、いちどは伐採したものの、数か月後にはまた元の姿のように……けっこうお金かかったのに（泣）。なので今回は根から掘り越して、砂を敷いてもらっています。そういえば、掘り起こす過程で土地の境界線が出てきてしっかり把握できました。最初に来たときは見渡す限り竹やぶで、どこからどこまでがうちの土地なのかもわからなかったんです。今後、敷地を囲うようにフェンスを設置しようかと思っています。

1年ほど前に最初に訪れた当時のザ・コンベックス。凸型の200坪の敷地には撮影直前に伐採された竹が絨毯のように敷き詰められていた

Blue.　コンテナがあって、以前に見せていただいたキャンパーが来て、フェンスで囲ったら、ぐっとサーフな雰囲気になりそう。そういえば、最初の妄想スケッチにはシェイプルームなんかも描いていましたよね。

石川　そこは悩んでいるんですよね。シェイプルームは当初、今回コンテナを置いた場所に設置しようかと考えていたのですが、偶然にもこのコンテナと出会ってしまって。他にも、これだけ広いのでドッグランなどにも最適だし、焚火スペースやプールも設置したいし、もちろんサーファー仕様にもしたいし。今はいろいろなアイデアがせめぎ合っています。

市東　いいんじゃない。なんでも計画通りより、そういうＤＩＹな感覚で作った方がリアルだよ。

Blue.　石川さんの愛犬のウルフドッグ２匹（名前はブルーとホーリー！）もこの土地に大喜びみたいですしね。ますます完成が……見えなくなってきました（笑）。