menu

Diary

ランニングはサーフィンのパフォーマンスにどう効くのか?

ランニングはサーフィンのパフォーマンスにどう効くのか?

Blue Surf Club #025
ランニングはサーフィンのパフォーマンスにどう効くのか?

走ってます。このダイアリーは更新していませんが、ちゃんと走ってます。

どちらかというと、完全に日々のルーティンに組み込まれていて(今のところ)、サーフィンした後にいつも通りの日常が続いていく、という感覚に近くなっています。

上の3ヵ月にあたる6、7、8月でいうと、サーフィンまたはランニングをした日がひと月あたり20~22日。ランニングの距離は6月200km、7月180㎞、8月180kmです。だいたい、いつも通りです。

個人的には、走り始めてあと少しで3年経つので、それがとってもうれしく! なんでもそうですが、継続してはじめて気づくことって本当にたくさんあって、とにかく学びの連続でした。

というわけで、本日のお題は
「サーフィンのパフォーマンスと、ランニングのパフォーマンスの関係」
について。

あくまで個人的な感想に終始しますが、サーファーの皆さんにとってはいちばん気になるところかなと。

まず、サーフィンに求められる運動能力は多岐にわたります。
瞬発力も持久力も必要だし、バランス感覚も必要。いらない能力など存在しないのでは? と思うくらいです。

では、ランニングがサーフィンのパフォーマンスにどう役立つのかを、3つのパートに分けて端的にまとめてみましょう。(私見ですので)

SLOW
ゆっくり長く走る

=RUN=

ペースは気にしなくていいので、とにかくゆっくり長く走ります。
走力によりますが、時間にして1~3時間くらい(サーフィン1ラウンドに相当する時間)。ペースや距離を気にするより、あくまでも時間を目安にした方が気楽に取り組みやすいかと。
僕の場合は月に3~4回、一度に100分~180分(22~30km)ほど走る日を設けています。最初は信じられない時間・距離でしたが、これは慣れます。体も順応します。本当に。

=SURF=

まず、心肺持久力が向上します。心肺機能が発達すると、酸素やエネルギー源を筋肉に運んでくれる血液の運搬能力がアップします。パドリングに良いのはもちろん、息の乱れが落ち着くのが早くなり、より長い時間・繰り返し運動できるようになるということ。上達のいちばんの近道? 同時に、サーフィン後の回復力も高まるはずです。2ラウンドやっても翌日元気って、最高でしょ?

サーフィンの1ラウンドは、だいたい皆さん1~3時間かと。その間、波まちで休んでいる時間もあると考えれば、ランニングで1~3時間、集中力とフォーム(当然筋力が必要)をキープしながら走れる体を育てるというのは、サーフィンにとってもすごく大きいと思います。

ほかにも、体幹など全身のインナーマッスルを刺激でき、左右の筋バランスを整える効果や、腰痛の改善にも効果大です。あと、継続さえすれば太っている人は確実に痩せます。メンタルにも良しです。

(まとめ)
*心肺持久力が向上し、より長い時間・繰り返し運動できる
*回復力が高まり、2ラウンドも元気に
*体幹など全身のインナーマッスルを長時間刺激できる
*左右の筋バランスを整える効果や、腰痛の改善にも効果的
*継続さえすれば確実にやせる

MIDDLE
そこそこのスピードと距離で

=RUN=

ランニングを続けていくと、自分の走れるレベル(走力)が把握できるようになってきます。で、自分のレベルに合わせて、それなりのスピードで、それなりの距離を走ります。目安でいうと、7~15㎞(時間にして40~60分前後かな)を徐々にペースを上げながら走る、もしくは、最後まで走りきれることを前提に、自分なりにやや速いペースを維持し続ける、という設定。
僕の場合は、1㎞/6分くらいのスピードから徐々にペースを上げていき、最後は4分前半くらいで計10~15㎞です。

=SURF=

パドリングに最も必要な「スピード持久力」が向上します。サーファーは、それなりのパワーを維持しながらパドリングし続けますよね。波に乗った本数だけ、ゲッティングアウトを何度も繰り返します。そのときに必要なのがスピード持久力。
腕まわりの筋肉はランニングだけではそこまで鍛えられませんが、サーフィンと並行することで、パドリングの能力は確実に増すはずです。
なお、ランニングで10km走れば、約1万回腕を振ることになり(ストライド1歩1m×10000回)、おそらく走り始めは驚くほど腕が疲れると思います。つまり、走ることで腕のインナーマッスルもかなり刺激できます。僕自身、ランニングによって二の腕の見た目がかなり変わりました。
総じて、速筋、遅筋、体幹、持久力など、全身にまんべんなく効果があるかと思います。

(まとめ)
*パドリングに最も必要な「スピード持久力」が向上
*1ラウンドのサーフィンをより高い強度でがんばれる
*瞬発力と持久力の両方を高められる
*ハードな日のサーフィン1ラウンドに最も近い

FAST
短い距離を全力で!

=RUN=

100m、400m、1000mなど、短い距離を自分なりに全力で走ります。3㎞や5㎞もありです。休憩やスローペースのランニングを間に交えながら、1セッションで400m×10回とか、1㎞×5回と繰り返します。いわゆるインターバルというやつ。
実際にやってみると、上記で書いた、ゆっくり長く走るランニングとは、筋肉の使い方がぜんぜん違うことがわかると思います。主には腹筋などの体幹全域、足を引き上げる腸腰筋など、大きな筋肉をガチで稼働させないとスピードが出ません(本当はゆっくり走るときも、大きな筋肉をうまく使えるほど疲れないそうです)。

=SURF=

主に速筋(瞬発力)、ライディング時の大きな体の使い方、爆発力が必要なテイクオフ時のパドリングなどに役立つと思います。アクションスポーツと呼ばれるサーフィンに最も必要そうなイメージですが、個人的には優先順位としてはいちばん下かな、と。だって、心肺機能やスピード持久力が高まって、たくさん波に乗れる方がサーフィンはうまくなりますから。

とはいえ、1~3㎞を全力で走る運動は、ハードなシチュエーションでのゲッティングアウトに最も近いと感じます。また、テイクオフの際に足をぐっと引き上げたり、体を素早く起こす動作にもかなり効くはずです。大きな波に乗りたい人や、ショートボード中心の方は、やって損はないと思いますよ。

(まとめ)
*瞬発力が向上し、サーフィンのアクションに効果的
*腹筋や腸腰筋など体幹が発達
*1~3㎞を全力で走る運動は、ハードな日のゲッティングアウトに近い
*大きな波に乗りたい人や動きのキレを求めるサーファーに最適

……でございます。

すこし走ってみたくなりました?

いろいろ書きましたが、僕にとっては「波がない日がストレスにならなくなり、コンディションもメンタルもキープ(というか成長)できるようになった」というのが、いちばん大きいです。

走るのが楽しいと思えるようになったのは、腰痛のため最初の半年間はすごくゆっくり走っていたから(無理をしなかったから)だと思います。その間に、勝手にコンディションが整っていってくれたのです。だから、無理せずマイペースがいちばん。

最近こんなことにトライしました。近い将来Blue.の誌面で紹介しようと思っています。こっちはサーフィンに特化した超マニアックな話になりそうです。

つづく(はず)

Y.Toida / Chief editor of Blue. magazine.

Blue. Surf Club
目次&パーソナルデータまとめ
http://www.blue-mag.com/wp/diary/bsc000/

BLUE. 102

2024年5月10日発売

つぎは、ここに泊まろう

2024年5月10日発売

  1. アマゾンで購入

  2. 定期購読

  3. バックナンバー

Topic

image

スタッフ募集のお知らせ。Blue.より

Article

OSHMAN’S×Blue.特別対談企画:ライアン・バーチのシェイプはどこがすごい?

OSHMAN’S×Blue.特別対談企画:ライアン・バーチのシェイプはどこがすごい?

Impression

CHANNEL ISLANDS CI Log 9’3″

CHANNEL ISLANDS

Surfside House

#027 – サーフなお家の実例集

自分の手で理想に近づける家

Tags

Read all tag

Pickup

Read more

Tags

Read all tag