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デスクワークで血と気と水が巡らない!

posted May 14, 2021

 

Blue Surf Club #024
デスクワークで血と気と水が巡らない!

 

 

いきなりですが、皆さんは1日何時間くらい、机に座ってますか?

ひと口にサーファーと言っても日々の仕事は十人十色。なかにはデスクワーク過多の方も少なくないと思います。

おそらく僕自身もその部類に入るのかな、と。撮影や取材など、材を取るために動きまわっている期間と、原稿やデザインなどページ制作のために机に座っている時間、割合にすると4:6くらい? ですかね。〆切前の2~3週間は、AMに出社して……机にかじりついたまま、げ、終電? みたいな日が容赦なく続きます。

そんな編集デイズを何年もやっていると、否応なしに身体がやられてくるわけで。

特に「デスクワーク(運動レベル0)」と「全力サーフィン(運動レベル100)」のセットは最悪です。準備運動なしのガチガチの体で、いきなり全力ダッシュ! するようなもの。誰だってぶっ壊れます。それが、ランニング(運動レベル1~100)でサーフィンをしない日の運動不足を補う以前の僕です。

 

具体的にまとめてみましょう。

 

=デスクワーク過多で生じた不具合=

*座り続けて、血が巡らない
*座り続けて、筋肉を使わない(特に腹筋)
*座り続けて、関節を動かさない
*座り続けて、胃腸が動かない
*座り続けて、首が硬直している
*座り続けて、呼吸が浅くなる
*座り続けて、消費も消化もしない

 

……で、招いた結果が以下。

 

*太った
*あらゆる筋力が低下
*持久力が足りず、すぐに疲れる
*首痛・腰痛(共にヘルニアと診断)
*重度の便秘(腸が動かないため)
*医者の指示により年一で胃カメラ
*コレステロール、尿酸、中性脂肪が上昇
*睡眠の質が低下
*頭が冴えない
*サーフィンが不調(本末転倒)
*自分自身を信頼できない

 

などなど。

おおざっぱにまとめましたが、他にもあります。結果、長時間に及ぶデスクワークは、しっかりケアしないと仕事・生活・メンタル・サーフィンすべてにおいて悪影響だと身をもって知りました。

こんな体で、例えば〆切明け直後にいきなり波数の多いオーバーヘッドの波に挑む……なんてことを繰り返していたら、いつかとり返しのつかないことになります。自然をなめていると言われても反論できないコンディションです。

ところがサーフィンというのは、多少運動不足でも、メタボ気味でも、寝不足でも、入ろうと思えば海に入れてしまいます。そういう方もたくさんいるはず。でも、それってやっぱり危険なんです。

 

これまでの連載の通り、僕の場合は運よく走るきっかけを得ることができて、上記のほぼすべてを改善または完治できたのですが(首だけはまだ治らず)、個人的にいちばん大切だと実感したのが「血行」です。これはもう、ホント大切。

 

気、血、水は、

巡らざればすなわち痛む

 

気象、季節、海流、生命、陽光……地球に存在するあらゆるもの、さらに言えば地球自体も「巡る(回る)」ことで成り立っています。人間の身体も同様で、血液が酸素や栄養を運んでくれることで命を維持できています。血液が正しく巡っていれば、やっぱり身体は元気です。気もそうだし、水もそう。

僕の場合は長年のデスクワークで滞りまくっていた血流が、走ることで正常なサイクルに戻ったのだと思います。同時に、心肺機能が強化されたことで、元気と持久力のアベレージもぐっと上がりました。

「日常生活くらいでは疲れない」「疲れても翌日には元気に回復している」というのはすごく大きなことで、それはメンタル面(気)にも好影響です。調子がいい、と思えている時点で心にいいですよね。また、汗をかくから「水」も自然に摂取するようになり、気、血、水の3要素が正しく循環してくれるようになったのかな、と。結果的に、なんですけど。

僕はこの仕事を続けている限り、デスクワークから逃れることはできません。なので、それに対抗できる選択があると気付けてラッキーでした。

 

最たるラッキーは、いつ波が上がってもコンディションは大丈夫、と思えていること。せっかく波が上がったのに「最近運動不足だけど、大丈夫かな」というマイナスの気持ちが先行するのは、寂しいです。あ、もちろん波が上がると言っても限界があります。あんまりデカいと「ヤベー、おれ大丈夫か?」と思うのは当然。コンディションがいいという前提で、心臓バクバクの波を前にした時の葛藤は、サーフィンの醍醐味です。

 

 

つづく(はず)

 

Y.Toida / Chief editor of Blue. magazine.

 

 

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目次&パーソナルデータまとめ
http://www.blue-mag.com/wp/diary/bsc000/

 


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