menu

Diary

4つの首を冷やさない、サーフ小物4種の神器

4つの首を冷やさない、サーフ小物4種の神器

2022年になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2021年は、サーフィン=49ラウンド(少なすぎ?)、ラン=209日(2289km)。ざっくり1週間のうちサーフィン1日、ランニング4日、というペースになる、と、これを書いているいま自覚しました。

ハート自体はサーフィン重視ではあるものの(そのために走ってるんだし)、波がない日も多い湘南がホームだと、思うようにラウンド数をこなせない期間がどうしてもあります。そうはいっても少ないか。

ランニングを始める以前は、小波でもオンショアでもやれる限りはサーフィン優先だったので、現在よりもう少しラウンド数が多かった気がします。でも最近は波次第で走ることを優先する日も多いです。

それじゃあ上達しないぞ、という意見ももっともですが、「波数が少ない混雑した小波」と「ペースも時間も思うままになるランニング」だと、後者の方が正直すっきりして、運動量もがぜん多いです。結果、コンディションはベストに近い状態をキープ~向上できて、サーフィン熱も高いので、個人的にはまぁよしです。

というわけで、今年も冬! になりました。

じつは3年間走り続けて体重が10kg~減、体脂肪が8%ほど減ったことで、体感温度がダウンJKT一枚分くらい低下しました。とにかく寒い!のです。

このままでは冬の海が嫌いになりかねないなので、今シーズンは冬小物を一新しました。

4つの首を冷やさない

サーフ小物4種の神器

「Surf Grip」のヘッドキャップ、グローブ、インナーです。ブーツは後ほど紹介しますが昨冬から愛用中。

首、手首、足首、そして腰(ここも捉え方によって“首”のひとつ)を冷やさないことは、コンディションをキープするうえでとっても大切なこと。当然、パフォーマンスにも直結します。それらを守ってくれるサーフギアたちです。

「Surf Grip」はウエットスーツ「Axxe Classic」を展開するシ・ワールド社のブランドなので、クオリティは言わずもがな。

じつはシ・ワールドの高橋さんとは「波選び」の基準が近く(いかに混雑を避けるか)、海でよくお会いするんです。そんな高橋さんに冬小物選びについて根掘り葉掘り質問したところ、貴重なアドバイスをいただきました。

「グローブやブーツより、ヘッドギアの方が早い時期から着用する」

たしかに。

よく考えてみたら、「水温」と「気温」では後者の方が低下時期が早いので、たとえば12月など初冬は、気温は低いけど海水は温かい、という日もけっこう多いです。

その結果、波待ち時にオフショアに吹かれて頭や首が冷える → やがて全身ブルブル、なんて日がよくあります。

なので、まずはヘッドキャップが先。

実際、僕もアドバイス通り12~1月にかけて「4×3㎜セミドライ+ヘッドギア」だけ着用して海に入ってみましたが(at湘南)、まだ十分いけそうな温かさでした。

頭がすっぽり覆われているからドルフィンスルーもちゅうちょなく繰り返せて、首痛の持病がある僕にとっては、波待ちで首が冷えにくいのは本当にありがたいです。もっと早くからこうしていれば、そもそも首を痛めていなかったかも。それくらい、冷えは大敵ですから。

ちなみにフル装備も試しましたが、12月末(早朝。気温2度)時点ではまだ暑すぎて、途中でグローブを外しました。

ただし! 海~家を往復する自転車での行き帰りは、素手・素足だと猛烈に冷えます。そんな理由でブーツ&グローブを早くから着用する人も湘南エリアはかなり多いはずです。

最後に、それぞれの解説を。ご参考になりましたら。

Surf Grip ストレスフリー 1㎜ フード

外面はソフトな1mmメッシュラバー。肌面は温かく乾きが早い起毛素材。“究極のストレスフリーな着け心地”を目指して開発したというだけあり、圧迫感がなくてスーパーソフトな着用感。口元はあごを覆いかぶせてもいいし、暑ければ下げてもOK。短めのツバはまったく邪魔にならず、ドルフィンスルー後、髪やまつ毛からの水の滴りがかなり軽減されて、個人的にはとってもありがたいです。とにかく快適。おすすめです。Made in Japan.

Surf Grip プレミアム サーモブラック インナー ショートジョン

表面はスタンダードジャージ、内部が0.7mmのクロロプレーンスポンジ、肌面に伸張発熱素材(ストレッチエナジー)のプレミアム・サーモブラック起毛ジャージを採用。これは、ほぼ極薄のウエットスーツです。着心地も温かさも、従来のインナーとは一線を画すクオリティ。その分、最初はやや肉厚感を感じるかもしれませんが、すぐに慣れます。真冬はもちろんオールシーズン活躍必至。トリップにもっていくと心強いはず。 Made in Japan.

Surf Grip エアフュージョン ラバーグローブ 2.5mm

メッシュ加工で素手感覚を損なわない、2.5mm厚のラバーグローブ。肌面は軽量で乾きが早く、伸びのいい起毛素材(エアーフュージョン)を使用。もともと僕はグローブが苦手だったのですが、その理由のひとつがグローブで顔を拭うと擦れるから。このグローブはすごく風合いがソフトでそのハードルをクリア。千葉以南なら問題なく冬を越せる温かさ。

Surf Grip プレミアム サーモ ブラック 5mm ラウンドソックス

ご覧の通り、そしてソックスの名の通り、指先が割れていないラウンドタイプ。指先同士が温め合えるおかげで血行が促進され、とにかく温かいです。さらに洗浄時は簡単に、完全に裏返せます。最初は「パフォーマンスに影響する?」かと思いましたが、僕のレベルではいっさい影響なし。伸長発熱(ストレッチエナジー)+遠赤外線の蓄熱保温効果で温かく、軽量で、驚異的な速乾性を兼ね備えた究極のウィンターソックス。Made in Japan.

Surfgrip 公式ウェブサイト
https://www.surfgrip.jp/

というわけで、冬のモチベーションがグッと高まりました。そして新年早々、波が上がらず悶々としています。

つづく(はず)

Y.Toida / Chief editor of Blue. magazine.

Blue. Surf Club
目次&パーソナルデータまとめ
http://www.blue-mag.com/wp/diary/bsc000/

BLUE. 106

2025年5月10日発売

FISH 進化するサカナたち

2025年5月10日発売

  1. アマゾンで購入

  2. 定期購読

  3. バックナンバー

Topic

image

スタッフ募集のお知らせ。Blue.より

Article

Patagonia「受け継がれるクラフトマンシップ」 トークセッション

Patagonia「受け継がれるクラフトマンシップ」 トークセッション

Impression

TYLER WARREN SHAPES TS Twinzer 6’9″

TYLER WARREN SHAPES

Surfside House

#029 – サーフなお家の実例集

家族の人生を変える家

Tags

Read all tag

Pickup

Read more

Tags

Read all tag