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New Wetsuits For 2023AW / Patagonia

New Wetsuits For 2023AW / Patagonia

随所に見られる生産背景へのこだわり

ネオプレーンに替わるサスティナブルな素材として天然ラバーを用いた生地をいち早く開発し、環境保護への先進的な取り組みを行っているパタゴニア。ウエットスーツの寿命を延ばすことが資源の節約につながると考え、カッティングを刷新したニューモデルには長く愛用するための仕掛けが随所に施されている。

#01 ウエットスーツの寿命を延ばすリニューアルされたカッティング

R4 REGULATOR FRONT-ZIP HOODED FULL SUIT

冷たい海風から頭部を守ってくれるフード一体型モデル。顔の露出部を囲うようにドローコードが配されており、フィット感を調整することで海水の浸入を軽減できる。背面の負荷がかかる部分から縫い目がなくなるようカッティングを見直したことで、縫製箇所から生地が裂けずらくなり、耐久性が格段にアップ。表地にはネオプレーン不使用のユーレックス天然ラバー85%、合成ラバー15%(ポリマー含量)から成る生地を用い、裏地には絹のように柔らかいリサイクル・ナイロン混紡のものを使用。5.5×4mm/¥74,000

POINT

●へベアの木とバレルが描かれた左手首の新たなロゴ・マーク

●カッティングがアップデートしたことで耐久性と運動性が向上

●ジェリー・ロペスを象徴するカモ柄を起毛部分にデザイン

●首からの海水の浸入を阻止する、ボディ一体型のフード

●手首と足首の内側にはめくり上がりを軽減する滑り止めを付加

●起毛部分以外の裏地には肌触りがいいリサイクル・ナイロンを使用

#02 防水性を高めるバックジップ内部のバリア構造

R2 REGULATOR BACK-ZIP FULL SUIT

開口部を広く確保でき、着脱性に優れるバックジップ・モデル。ファスナー内側にバリアがあることで、高い防水性を確保。ファスナーには密閉性が高く、金属部の腐食を抑えられる防食性のものが使われている。ファスナー自体を交換することもでき、ウエットスーツと長く付き合うことを前提としたつくりになっている。カッティングがリニューアルしたことで、接合部分からの張り裂けのリスクが軽減。カモ柄が浮かび上がる裏地の起毛部分は、デザイン性だけでなく速乾性と保温性にも優れている。3.5×3mm/¥60,000

POINT

●生地厚ごとに色が異なり、厚みが表記された左手首のマーク

●バックジップには交換可能な防食性のファスナーを使用

●カッティングが改良されたことで耐久性と運動性がアップ

●縫い目をこれまでの接着剤による接着からすくい縫いに変更

●溶剤不使用の水性接着剤を使用しているのでエコ・フレンドリー

●ぴったりとフィットするスプラテックス製のニーパッドと足首部分


ジェリー・ロペスを象徴するカモ柄を裏地の起毛で表現

新しくなった裏地では、起毛部分にジェリー・ロペスのシグネチャー・デザインであるカモフラージュ柄が、存在感たっぷりに表現されている。起毛部分以外にはリサイクル・ナイロン混紡の柔らかく保温性の高い素材を使用。表地には再生可能な素材、ユーレックス天然ラバーが用いられている。原料に使われる天然ラバーは、生涯を通じて炭素を吸収するヘベアの木から生産され、ネオプレーンに比べて製造過程で最大80%の二酸化炭素を削減できる。

【問い合わせ】

パタゴニア日本支社
☎0800-8887-447
https://www.patagonia.jp/home

photo◎Junji Kumano(image)、Yasuhiro Yokosawa(still)
text◎Takuhiro Watanabe model◎Frank Ryo

BLUE. 101

2024年3月8日発売

仕事とサーフィン、みんなのバランス

2024年3月8日発売

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【特別求人企画】手を取り合う地域医療とサーフィン。徳島県阿南市・海陽町

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