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カリフォルニアやハワイのサーフサイドで浸透する、“SURF & TURF”。サーフィンとゴルフをともに楽しむカルチャーはケリー・スレーターやジュリアン・ウィルソン、五十嵐カノアなど世界を代表するサーファーの間でも親しまれている。このカルチャーを日本に根付かせるべく、アルコール市場を牽引するディアジオ・ジャパンが「I.W. HARPER SURF & TURF」と題したスポーツイベントを主催。今年で第3回目を数える本イベントは静岡・静波に会場を移し、本年7月に実施された。総勢30名を超えるプロサーファー、プロゴルファー、モデルが参加した本イベントの模様をBlue.でお馴染み、モデルの幸太さんによる体験記として紹介するとともに、SURF & TURFの仕掛け人であるディアジオ・ジャパンの尾崎圭さんにイベントにかける思いを聞いた。
皆さん、こんにちは! 幸太です。今回Blue.から仰せつかりまして、7月に開催された「I.W. HARPER SURF & TURF」の模様を僕目線でお届けします。スポーツといえばもっぱらサーフィン。そんな僕が昨年からゴルフを始めまして、ディアジオ ジャパンの尾崎さん(カルチャーマネージャー)にお誘いいただき、チャレンジを決意しました。
いまの自分を超えろ! ユニークなジャッジング・システム
I.W. HARPER SURF & TURFは、午前にサーフィン、午後にゴルフ(ハーフプレー)を行い、その両方のスコアで競うというもの。競うといっても競争相手は自分自身。それぞれの競技、個々のレベルに合わせて自ら目標設定でき、その目標を達成した(近づいた)人が優勝となるユニークなジャッジング・システムを採用しています。参加者のなかには大橋海人くんや金尾玲生くん、増山翔太くんといったプロサーファーがいて、当然彼らにサーフィンで敵うはずもない(笑)。参加者全員で優勝を目指しながら、いまの自分に挑戦する。この採点システムのおかげで、より一層意欲に燃えました。
初めてのウェーブプール。悪戦苦闘しながらもばっちりメイク⁉
サーフィンの会場となった静波サーフスタジアムには最新鋭の造波システムを導入され、人工的にバラエティ豊かな波を発生させることできる。そこで初級、中級、上級の3クラスに分かれ、それぞれのレベルに合わせた波でサーフィンすることになりました。採点はテクニックやエンジョイポイント(サーフィンをどれだけ楽しんでいるかで評価)などの3項目、2本の合計点で競います。
初級クラスではインストラクターのサポートを受けながら、テイクオフにチャレンジ。なかにはインサイドまで乗り切る参加者もいて、会場からはひときわ大きな歓声が上がっていました。そして中級クラスに参加したぼくの出番。プロサーファーたちが3回ほどアクションを入れられると聞き、“2回トップターンをメイクすること”を目標に掲げました。じつはウェーブプールでのサーフィンは初。一本目は波とのタイミングが合わなくて納得のライディングができず、二本目は少し早めにパドリングを始め、うねりから波をキャッチ。ボトムターンから2発のトップターンをメイクし、悪戦苦闘しながらもなんとか目標を達成できたはず⁉
その後、プロサーファーによる上級クラスがスタート。海人くんがキレキレのライディングを見せてくれれば、玲生くんはエアリアルをメイク。ロングボードで参戦した翔太くんや森大騎くんはクリティカルな波でハングファイブ。ハイレベルなパフォーマンスで会場を沸かせていました。
人生三回目のゴルフコース。戦略を練って目標達成を目指す
大盛り上がりだったサーフィンを終え、いざターフへ。今回が人生3回目のゴルフコース。舞台となった相良カントリー倶楽部は自然の地形を生かした戦略性の高い丘陵コースで、方向性を安定させることがスコアメイクの鍵になりそう。ゴルフの採点はオネストジョン方式(プレー前に自分の予想スコアを決め、実際のスコアと予想スコアがどれだけ近いかを争うルール)が採用され、ハーフプレーでスコア“55”を目指すことにしました。ドライバーをうまく扱いきれない、ゴルフ初心者のぼくはアイアン中心のクラブセッティングに。一緒に回ったプロゴルファーの土屋健さんのアドバイスを受け、最終的に65でフィニッシュ。やっぱり難しいなと痛感。でもその難しさがクセになる。サポートしてくれたみんなに感謝!
アフターゴルフはBBQパーティーと表彰式が行われました。第三回大会の優勝者は、海人くん! サーフィンだけでなくゴルフでも好成績を収めて、さすがの一言! 参加者たちとハーパーソーダで乾杯し、イベントが閉幕。楽しい一日を過ごすことができました。
サーフィンとゴルフ。どちらも欠かせない存在になった
ゴルフを始めたことで、多くの気づきを得ることができました。自然とつねに対峙しているのはもちろん、からだの使い方がサーフィンと似ていてとにかく難しい。そして海やゴルフ場に行けば、新しい人と出会えるし、たとえ言語が違えどコミュニケーションが生まれる。サーフィンとゴルフはたくさんの共通点があって、どちらもぼくの日常に欠かせない存在になりました。練習を重ねて、また来年リベンジします!
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カルチャーを通して、I.W.ハーパーをもっとクールなブランドへ
「2021年にI.W. HARPER SURF & TURFをスタートし、今年で3回目を迎えました。今回も本業を持ちながらも、趣味に全力で挑む人たちがたくさん参加してくれましたね」
世界中で愛されるバーボンウイスキー「I.W. HARPER」。2021年、「I’M HARPER 自己満足に、生きる。」、そして「Modern Refinement(現代的な洗練)」というブランドコンセプトを掲げ、情熱を持って何度も繰り返し挑戦し続ける人たちに愛されるブランドを目指している。このコンセプトを体現するスポーツイベントとして、I.W. HARPER SURF & TURFがスタートした。本イベントの仕掛け人はディアジオ・ジャパンでマーケティング カルチャー マネージャーを務める尾崎圭さん。自身もサーフィンとゴルフを愛するものとして、イベントにかける思いも熱い。
「わたしたちの会社はあらゆる文化をリスペクトし、カルチャーを通してブランドの世界観を伝えたい。サーフィンとゴルフはともにメンタル面が重要なスポーツで、その両方に情熱を持って取り組んでいる人たちから愛されれば、I.W.ハーパーはもっとクールなブランドになるはず。そこでカリフォルニアで親しまれるSURF & TURFというカルチャーを日本で根付かせるべく、イベントを開催しているんです。来年もまたクールな人たちを呼んで、SURF & TURFをさらに盛り上げていきたいです」
text◎Kota
photo◎Takashi Watanabe(Daylight Photoworks)
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