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2022年3月10日発行
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Handcrafts 人の手は偉大だ

これだけ生産技術が進歩している時代にあって、サーフィンにおける2大神器であるサーフボードとウエットスーツは、いまもクラフツマンたちの手仕事が重宝されている。
サーフボードは目指すスタイルや乗りたい波、レベルや体格、大好きな色や模様をビルダーがカタチにし、ウエットスーツは厳冬の海に挑む勇気となり、限界をプッシュできる運動性能を発揮できるよう、職人たちがひとりひとりの体型に合わせて丁寧に仕立て上げる。オーダーメイドであるならば、それらはまさに世界にひとつで、自分だけのもの。愛着が湧かないわけがない。
そんな文化にシンパシーを感じるからか、はたまたこちらの勝手な思い込みなのか、サーファーにはさまざまな分野で活躍する優れたクラフツマンがたくさんいるように思う。

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マシンを否定する気はなく、寸分たがわぬ製品を生み出せるのは大きなメリットであり、それもまた技術者の努力の賜物だ(過剰生産は歓迎できないとして)。だから、そんな世の流れにあらがいたいわけじゃないのだけど、なにもかもが効率主義じゃなくたって、いいとは思う。どちらもあってこそ楽しい、とも。

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人は誰もがなにかを手づくりした経験があるはずで、出来栄えはどうあれ、真剣に手を動かしている最中は、そこに少なからず気持ちを注ぐ。そういうのを、“想い入れ”というのだろう。そのうえで、ものづくりに多くの時間を捧げ、情熱とともに腕を磨き続けた職人たちの傑出した技術は、ときに比類なき完成度を得る。万人にとっての世界一ではなく、手にしたあなたにとっての世界一であればいい。そんなオンリーワンは、人の手から生まれるのだ。
それって、すごいことじゃない?

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~ Handcrafts 特集コンテンツ ~

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・サーファーとハンドメイドの親和性
・Blue.が出会ってきた世界の個性派クラフツマンたち
・Takeda Customs:世界を魅了する日本人ボードビルダー
・Grain-On Skateboards:家具職人が提案するハンドメイドのスケートボード
・寺田製帽店:つくり手とかぶり手の個性と感動を分かち合うハット
・堤淺吉漆店:遊びでつなぐ、みんなの未来と日本の工芸
・Buddha Blank:雪板に夢と願いを込めて
・Dude Signs:世界を目指すカルチャー重視のサインペインター
・ReplayLab × Daisy Fins:“つくって、あそぶ”がピュアな感覚を呼び覚ます
・クラフツマンが本気で作る、DIYサーフボード・ラック!
・真心ありきのハンドメイド・アイテムたち


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