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#98
2023年5月10日発行 / ¥1200+ TAX
LONGBOARDING そのよろこびを、すべてのサーファーへ
創刊以来、Blue.が貫いてきたこだわりがある。サーフボードのレングスには固執しないこと。波に乗るよろこびを、ボードカテゴリーを超えてシェアし合うこと。だから、これまで長短に捉われずあらゆるボードデザインにフォーカスしてきたわけだが、巻頭でここまでロングボードに特化するのは初めてだ。
デイル・ベルジーやホビー・アルターにはじまり、ナット・ヤングやジョエル・チューダー、デヴォン・ハワード、アレックス・ノスト……とても書ききれないが、乗り手から作り手に至るまで、ロングボード・シーンの素晴らしいところは、その精神が美しく受け継がれていることだ。今を生きるロガーたちは、みな歴史にリスペクトを示し、現代の感性を織り交ぜながら特別な美意識を育んでいる。サーフィン本来の自由を取り戻そうと、温故知新が礎となるオルタナティブ・シーンを築いてきた軸も彼らだ。
Blue.がこの特集をつくる意味があるとしたら、それはきっとロングボーダーのみならず、ショートレングスを愛するサーファーたちとも、その魅力やよろこびを享受しあえることだろう。
最高に楽しくて、じつはけっこう難しくて、乗ってるだけでも絵になって、追及すると奥が深い。こんなユニークな乗りもの、なかなかない。ですよね? ロングボーダーの皆さん。それでは、ヒストリーから圧巻のグラビア、トリビアまで、ロングボーディングの世界へようこそ。
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【Longboarding 特集内コンテンツ】
01:ロングボードのあるうつくしき日々。Vitor Viana
02:ロングボード・ヒストリー 1950~2020年
03:ダクトテープにより再定義された、ロングボードの美意識
04:カリフォルニアに根ざす、カルチャーとしてのロングボード
05:どう違うのか? 新旧ノーズライダー比較
06:似て非なるもの。タイプ別ロングボード・デザイン
07:サンディエゴで受け継がれる、フィッシュデザイン
08:オールラウンダー対談。高貫佑麻×浜瀬海
09:ショートボーダーにも知ってほしい、ロングボーディングの美学
10:日本が誇るロガーたちのマイ・ベストショット
11:ロングボードに合わせたいボードショーツ・セレクション
12:その日、聖地マリブの主役は女性ロガーたちだった
CONTENTS
「ブランドの精神“True To This”が このお店に息づいている」 ── 脇田泰地さん(Volcom Store Shibuya)
Oct 10, 2024
「キャピタリズムに逆行する。本質的なクラフツマンシップ」 ── 柴田浩次さん(Ride Surf+Sport)
Oct 10, 2024
「時代を彩り、文化に深みを増した。特別な存在に今も夢中です」 ── 井上雅昭さん(Hobie Surfboards Japan)
Oct 10, 2024
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