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2022年9月9日発行 / ¥1200+ TAX
ミッドレングス再考
Blue.が最初にミッドレングスを大特集したのは、2012年(34号)。ちょうど10年前になる。当時、このカテゴリーはファンボードという呼び名が大勢を占めており、その心地いいネーミングとは裏腹に、ひよっこが乗るボードという不思議な偏見がまとわりついていた。その状況が少しでも変わればと、以来Blue.はこのカテゴリーをミッドレングスという呼称で一貫してきたという裏話がある。同時に、世界にはこのレングスの大いなる可能性に気づいている才能あるサーファーやシェイパーがあちこちにいて、彼らのデザイン・エクスペリエンスと共にミッドレングスの存在感は日に日に高まっていった。今ではすっかりレングスが生む偏見は埋まりつつあり、ミッドレングスはあらゆる波に対応し、あらゆるレベルのサーファーに愛されながら、カテゴリーレスで「サーフィン」を愛せるオルタナティブボードの中核となっている。競技という枠組みに収まることもないから、デザインも乗り方も圧倒的に自由。同じボードでも、ショートボーダーとロングボーダーが乗るとアプローチがまったく変わるのも楽しい。あれから10年、優れた才能たちと共にさらなる飛躍を遂げてきたミッドレングスに再び光を当て、その魅力をたっぷり再考してみようじゃないか。
CONTENTS
「ブランドの精神“True To This”が このお店に息づいている」 ── 脇田泰地さん(Volcom Store Shibuya)
Oct 10, 2024
「キャピタリズムに逆行する。本質的なクラフツマンシップ」 ── 柴田浩次さん(Ride Surf+Sport)
Oct 10, 2024
「時代を彩り、文化に深みを増した。特別な存在に今も夢中です」 ── 井上雅昭さん(Hobie Surfboards Japan)
Oct 10, 2024
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