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Patagonia「受け継がれるクラフトマンシップ」 トークセッション

Patagonia「受け継がれるクラフトマンシップ」 トークセッション

2025年6月より『パタゴニア サーフ東京/アウトレット』にて、YU サーフボード、 Gerry Lopez サーフボード、 Alex Lopez サーフボードの取り扱いがスタートすることになった。

サーファーの皆さんはご存じの通り、Y.U こと植田義則氏は日本が世界に誇る名匠。スラスターからクラシック・ロングボードに至るまで、全域においてワールドクラスという点で、世界的にも稀有なシェイパーといっていい。そんな植田氏に、サーファーとしてシェイパーとして、大きな影響を与えたのが神様とうたわれるレジェンド、ジェリー・ロペスだった。

かれこれ半世紀に及ぶ付き合いになるふたりの大人物には、それぞれ植田梨生(R.U)、アレックス・ロペスという息子がいる。R.U はプロ・ロングボーダーを経て、現在は父のファクトリーにてシェイプに専念。一方のアレックスはスノーボーダーとして活躍した後にサーフボード・シェイピングの世界に導かれた経歴を持ち、今に至る。いってみれば、両家そろって親子鷹というわけ。

2022年にジェリー・ロペスが来日した際に撮影したショット。R.Uこと植田梨生は「子どもの頃より、その偉大さが分かる今のほうがずっと緊張する」とのこと。 

ちなみにBlue.は、vol.85(写真下)にて、ジェリー・ロペスが父として息子アレックスとの関係を自ら綴ってくれた寄稿文と、シェイパーを志すようになった経緯をアレックス自身が語ってくれたインタビュー記事をそろって特集したことがある。翻訳とインタビューはパタゴニアとも親交篤いオーシャンアスリートの岡崎友子さん。そして、そんなすべての関係をつないでくれたのが、植田義則さんだった。

若かりし頃のジェリー&アレックス親子が表紙のBlue.85号。父子それぞれが自らの言葉で想いを語ってくれた

さて、前置きが長くなったけれど、6月22日、そんな歴史的なフレンドシップをあらためてお話しすべく、パタゴニア サーフ東京にY.UとR.Uを招きトークイベントが開催された。シェイプに込めた理念、ジェリー・ロペスとの出会いや思い出、そして今回取り扱うサーフボードの魅力について。ナビゲーターはYUサーフボードのユーザーであり鎌倉出身・在住のライター・村岡俊也さん。この日の写真を撮ってくれたフォトグラファーの三浦安間さんとは同級生という間柄だ。

1時間以上に渡って繰り広げられたトークショー。ここでは主に、ジェリー・ロペスとY.Uの関係性を詳しく知らない人に向けて内容を抜粋してお届けしたい。そして最後に前述のBlue.Vol.85から、ジェリー&アレックス・ロペス親子の気持ちもご紹介しよう。

それではまず、6月22日のトークセッションから。(次ページへ)

マイクを持つ3人。右から村岡俊也さん、Y.Uこと植田義則さん、R.Uこと植田梨生さん。

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2025年5月10日発売

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スタッフ募集のお知らせ。Blue.より

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