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HOBIE
Channel Twinzer
◎Shaper:ゲイリー・ラーソン
◎Size:6’9″ × 21″ × 2 5/8″
◎Price:¥236,600(フィン付き)
◎Surfer:真田和斗(171cm/80kg)


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サーフボードの歴史を語るうえで、ホビーの存在は欠かせない。1950年にショップを開き、ブランドを立ち上げたホビー・アルターは、その礎を築いたレジェンドというだけでは語り尽くせない人物だ。1958年にはウレタンフォームのブランクスを商品化し、当時ホビーのラミネーターだったゴードン・クラークにクラークフォームを設立させるなど、サーフボードインダストリー全体の発展に尽力。さらに1960年代のフィル・エドワーズから2000年代のタイラー・ウォーレンにいたるまで、いつの時代も優秀なプロライダー兼シェイパーを育てながら、サーフカルチャーに深みを与えてきた。現在では、市営公園にホビー・アルターとフィル・エドワーズの像が建つなど、その存在はサーフィンの枠を超え、カリフォルニアを象徴するアイコンとして揺るぎない地位を築いた。そうした歴史に裏打ちされたクラフトマンシップと、今なお尽きることのない開発力によって、ホビーはサーフボードビルディングの最前線をリードしている。
現在のホビーでメインシェイパーを務めるのが、ゲイリー・ラーソンだ。1996年にインフィニティ・サーフボードでシェイピングを始め、のちにホビーへ加入。レジェンドシェイパー、テリー・マーティンの隣で腕を磨き、歴代の名モデルを生み出してきた技術と感性を受け継いだ。ロングボードやミッドレングス、ショートボードはもちろん、パドルボードからバルサボードまで、素材やデザインを問わずシェイプする対応力は抜群。大学院で学び、カレッジで教壇にも立つ理論派でもあり、その造形には豊かな経験と知性がもたらす精緻で制御された美しさが宿る。
今回試乗したチャンネル・ツインザーは、ゲイリー・ラーソンがシェイプするホビーの最新モデル。チームライダーのバッキー・バリーと開発を重ね、ツインザーのフィンセッティングを最大限に生かすために、ボトムにはフィンの間を抜けるチャンネルとフルパネルVeeを組み合わせた。これにより、ミッドレングスらしいイージーなパドルと滑走感を保ちながら、スピードとドライブ、軽快な操作性を引き出している。楽に波をつかみたいけれど、アクションも妥協したくない。そんな欲張りなサーファーに応えてくれるモデルだ。

IMPRESSION
「ツインザーに乗るのは初めてだったんですけど、今日の波にすごくしっくりきましたね。直進性もあって、乗ってすぐスピードが出てくれるし、途中で波がたるくなるセクションがけっこう多かったんですけど、そこでも走ってくれる。持った感じは浮力が少なそうで少し心配だったんですけど、そんな心配はいらなかったなと思うくらいテイクオフも楽でした。僕はツイン特有のルースな動きがちょっと苦手なんですけど、前の小さなフィンがそのルースさを補助してくれる。クワッドほどかっちりしていないけど、ツインよりしっかり噛んでくれて、波にボードが引っ付いてくれるような安心感がありました。チャンネルの抜けもよくて、ファーストターンから伸びるし、力を込めなくても体を捻ればスーッとついてきてくれる。沖からメローに乗れて、掘れてきても対応できる。ショートボーダーや、ふだんツインフィンに乗っている人はぜったい好きだと思います」



=Special Thanks=
カイマナトレーディング
0466-25-9990
www.hobie.co.jp
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movie&photo:Masataka Kiyono(Land), Yuto Nishikawa(Water)
text:Jun Takahashi
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