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「THE CONVEX」#02:キャンパーがやってきた!

posted May 12, 2022

THE CONVEX by 80PROJECT


第2回:キャンパーがやってきた!

すべての夢は想像からはじまる。……そんなコンセプトを掲げ、ガレージハウスや店舗デザインなど多彩な空間プロデュースを手掛ける『80プロジェクト』の石川さんが出会った、九十九里某所にある凸型の土地。うまく活かされていない地方の土地で豊かな夢を描けないか? そんな発想からスタートした企画、ザ・コンベックス。
今回は石川さんに誘われて、埼玉県深谷市にあるアメリカ車屋さん『Y-TECH』へ。カリフォルニアさながらの空間とお宝クラシックカーにアドバイザーの市東重明さんも興奮。さて、本日のお目当ては?

みんなのアイデアをイラストレーターのHirockshowがスケッチした完成妄想図(予想図ではない)。凸型の土地が最終的にどんな形で着地するのか。ちなみにタイトルの「ザ・コンベックス」は凸型の地形とハルボトムにあやかり命名。マニアック!

〉〉〉第1回をご覧になりたい方はこちらから 

極上のクラシックカーがずらりと並ぶY-TECH。雰囲気はまさにカリフォルニア。

「ザ・コンベックス」発想の種になった
キャンパーとの出会い

市東:これはもう完全にカリフォルニアだね。

Blue.:ほんとですね。日本語が見当たらない……。

石川:そうなんですよ。って、僕のショップじゃないんですけど。ここ『Y-TECH』代表の福田さんのこだわりには本当に驚かされます。さておき、今回見ていただきたいのは、福田さんがカリフォルニアで見つけて日本に輸入してくれた、このキャンパーとステップバンです。

市東:いいね~。パームツリーが似合う!

Blue.:どちらも大きいなぁ。この二台をどうするんですか?

石川:一台はザ・コンベックスに置いてお客様のベッドルームにしたいと思っています。ステップバンは、どうしましょうね(笑)。

Blue.:え! 決まってない?

石川:いえ、もともと探していたのはステップバンの方なんです。せっかく建築の仕事をやっているので、経験を活かしてイチから内装を作ってキャンパーに仕上げたいと思って。仕事ではなくプライベートで。前号で見ていただいた千葉のザ・コンベックスの土地と同じく、最初は僕個人で使うための想定でした。それをひっくり返すきっかけになったのが、このキャンパーだったんです。ぜんぶ福田さんのせいですよ(笑)。

左からY-TECHの福田さん、80 Projectの石川さん、市東さん。全員そろってア
メリカのカルチャー好きということで、話は早々にマニアックなアメ車トークに

福田:いや、ほんとにコンディションが良かったんですよ。ステップバンを探していたら、同時にこのキャンパーと出会ってしまって。石川さんに画像を見せて、どう? って。

石川:その後、実際に現車を見てイメージが一気に広がってしまいました。あの土地をもっと有効に使おう! そう思ってザ・コンベックスの企画がむくむくと。

市東:なるほどね~。2台とも内装はかなり手を入れるの?

石川:はい、ステップバンはもともと商業者で荷台は空っぽなので、まずはシンクなどキャンパーに付いている装備をこちらに移設します。キャンパーの方は、リビング兼ベッドルームに特化した空間にするので、シンクやシャワーはなくていいかな、と。

1978年式ダッジ・エグゼクティブ・モーターホーム。全長7800×全幅2300mm。実際に見るとかなりの迫力で、4人家族が泊っても余裕な広さ。Y-TECH代表・福田さんも太鼓判のグッドコンディション。
車内はこれからがっつりとカスタムされるそうなので完成をお楽しみに。
なんとも愛くるしい1997年式GMCユーティリマスター。アメリカで商業車として使われていたステップバンを日本へ輸入し、石川さんのもとへ。建築のプロがキャンパーをつくったらどうなるのか? を実際にカタチにすべく、これから80プロジェクトが内装のカスタムに着手する。
市東さん、仕上がったら市東道場・全国出張企画やりましょう!

福田:ステップバンは大きく分けてアルミと鉄の2タイプあるんですけど、こいつはアルミなので腐りにくい。海にも最適ですよ。

市東:トリップいけるね。

石川:はい、ステップバンはトリップへ行ったり、遠方のお客さんとの打ち合わせスペースに使えるような仕様を考えています。市東さんと一緒に出張版市東道場とかもやりたいですね。

Blue.:それは楽しそう! 遊びが仕事になるとはこのことですね。

石川:そうそう、キャンパーの車内にはメンテナンスブックが入っていて、その最初のページに直筆のメッセージが書いてありました。“Hope you enjoy your home on wheels. Lots of love & luck. Mum & Dad”。何代目のオーナーが書いたものかは分かりませんが、両親から子供にプレゼントされた過去があったみたいで。なんだかぐっときて、巡り巡って僕のところに来ることになりましたが、ぜひ意思を継いで、いい使い方をしたいなと思いましたね。

Blue.:そんなストーリーが。クルマにも生涯があるんですよね。まさか日本へ来ることになるとは思っていなかっただろうな。完成が楽しみです。いつ頃ザ・コンベックスへ連れて行くのですか?

石川:その前に土地を整地して、キャンパーを置くための基礎をつくらなければ(汗)。

Blue.:連載はじめちゃいましたからね……待ったなしです。

市東:先にステップバンを仕上げてトリップ記事にしよう。

Blue.:賛成!

本文中でも触れているメンテナンスノートに綴られていた愛のあるメッセージ

80PROJECT http://80-project.com/

special thanks Y-TECH https://www.y-tech.cc/

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