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OSHMAN’S × NAOMI KOBAYASHI / 表現者として歩みつづけるために

OSHMAN’S × NAOMI KOBAYASHI / 表現者として歩みつづけるために

フリーサーファーという響きのいい言葉の裏で、どれだけの覚悟がいるのだろう。コンペティションで結果を残す道を離れ、答えのない世界で自らのスタイルを貫いてきた小林直海。今年6月に発表されたオッシュマンズとのライダー契約は、サーフィン業界に鮮烈な印象を与えた。「その道で生きるって決めた人がプロだと思うんです」。その言葉ににじむ直海の覚悟は、クールなんて言葉じゃ語れない。

***

10代からプロサーファーとしてコンペティションに身を置いてきた小林直海。やがて競技の世界から距離を置き、フリーサーファーとして国内外の波をハントしながら、映像作品や写真による表現をつづけている。世界基準のスムースなライディングで人々を魅了する、日本を代表するスタイルサーファーは、今年で創業40年を迎える国内有数のスポーツセレクトショップ、オッシュマンズとライダー契約を結んだ。

―オッシュマンズがフリーサーファーとライダー契約を結ぶのは40年の歴史のなかで初めてのことだそうですね。

「自分がオッシュマンズのライダーになるというイメージがなかったので驚いた反面、すごく光栄でした。日本を代表するスポーツセレクトショップがサーフィンを打ち出しながら自分とパートナーシップを結んでくれる。これで何段階もさらに上のステップに行けるんじゃないかって思えたし、みんなに新しいシーンを見せられる。そういう感覚がありましたね」

― 誰もが予想しなかった異色の顔合わせは、多くの人に衝撃を与えたと思います。

「オリンピックやコンペなどで活躍している選手に企業がつくのはよくある話しです。でもメジャーとは言えないフリーサーフィンのカッコよさを信じて賛同してくれたのは、このシーンにとっても大きな意味があると思います」

―フリーサーフィンのシーンに確実に爪痕を残されました。コンペティターからフリーサーファーへと転向した背景には、どんな経緯と想いがあったのでしょうか?

「18歳でプロになり、19歳でルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得して、そこから3年ぐらいはプロツアーを回ってシードを維持するみたいな感じでした。大会は好きだったんですよ。でも、自分の好きな“魅せるサーフィン”ではなぜか点数が伸びない。ジャッジが求めるサーフィンにアジャストするのが好きじゃなくなった時期があったんです。たとえ勝っても、自分に嘘をついているみたいで気持ちがよくない。ゼッケンを脱いだあとのフリーサーフィンの方が、自分が生き生きしてた。そこに気がついて、こっちの世界に進むべきだと覚悟を決めました」

―フリーサーファーには、用意されたステージがあるわけじゃない。経済的にも精神的にも大変ですし、不安になりますよね。

「めっちゃ不安になったし、葛藤もありました。いろいろな経緯があってアパレルのスポンサーを失って、自分がいちばんハングリーで自信も体力もあるときに動けない時期があって……。悔しくて、尖っていた時期もありましたね」

直海も愛用するジュライ・ウェットスーツ。今秋より、オッシュマンズで取り扱いがスタート!
ゼブラ・サーフボードとタッグを組み、オッシュマンズだけの特別モデルが誕生。左からサリクス、クラッシー、ビーハイブ。直海も太鼓判を押す3モデルを、ぜひその目で

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2025年11月10日発売

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