menu

Diary

やべ、膝が痛いぞ!?

やべ、膝が痛いぞ!?

 

Blue Surf Club 015
「やべ、膝が痛いぞ!?」

 

えー、膝を痛めました。。

「ケガをしないで体をつくり直す」ことを大テーマにしてきたのに。

主たる原因は間違いなくオーバーユースだろうな、と。

 

(流れ)

ある日20kmランニング
→翌日にリカバリーラン7km(なんか違和感)
→翌々日にサーフィン(違和感抜けず)
→翌々々日にランニング8km(あ、膝だめだ)

 

という流れ。

じつは冬が終わる前にハーフかフルマラソンに出ようかなと、意識的に距離とペースをぐっと上げていたんです。上記の20kmを走る前にも一週間で50kmほど走っていて、それも伏線になっていたはず。自分が勝手に掲げていた「3日連続がんばらない、3日連続休まない」という基本ルールを破ったら、このざまです。くー。

 

で、病院に行ったところ膝蓋腱炎・大腿四頭筋付着部炎(いわゆるジャンパー膝、ランナー膝)とのこと。

僕の場合はお皿の周辺が痛くなり、骨や関節が主原因だったらいやだなぁと思っていましたが、原因は「筋肉でしょう」とのこと。筋肉の使い過ぎやストレッチ不足により、太ももの筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性が低下し、膝蓋骨周辺にストレス(過度な牽引力)が掛かって痛みを引き起こすそうです。

その後、自分なりにあれこれ学んで実感しました。「あー、痛くなるべくしてなったんだな」と。

 

◎原因1:カチカチの筋肉

ずっと座りっぱなし、立ちっぱなしだと、血行不良を招いて筋肉や関節は硬くなります。反対に、走りすぎても筋肉は張って硬くなります。いずれにおいても、硬くなった筋肉や関節は「カチカチのゴム」と同じ。硬いゴムではクッションの役目を果たせませんし、加えて膝というのは構造上、さまざまな筋肉、腱、骨、関節が密集している部位なので、どこかが硬いと伸縮のバランスが崩れます。

もうね、これぜんぶ自分に当てはまる気がします。僕はこれまでどんなスポーツ(主にバスケとサーフィン)をやっても膝が痛くなることはなかったのですが、仕事にかまけてケアを怠っている間に、全身がガチガチになっていたんでしょう。にもかかわらず、柔軟性を軽視していたツケです。

あ、冬のサーフィンも最初は寒さで筋肉がこわばっているから、しっかり動的ストレッチ(静的ではなく)で体をほぐしてから海に入ったほうがいいですよ。

 

◎原因2:O脚と着地

僕はけっこうO脚で、正しくは専門の方に見てもらわないと分かりませんが、おそらく着地する際の足首も、外から内へと回内しているのではと思います(=オーバープロネーション)。それと同時に、膝も着地のたびにねじれが生じているはず。また、自分の足を触ると内転筋が鍛えられていないことがよく分かり、逆に外側は発達しているので、僕は足の外側の筋肉ばかりを使いながら運動してきたのでしょう。

着地については以前から自覚していましたが、フォームや骨格というのはそう簡単には改善しませんので、ここはじっくり向き合いながら、自分にとってのベストを模索していきます。

 

◎原因3:「休む」も練習

筋肉は「使う→休む→前より強くなる」を繰り返すことで成長するもの(超回復)。しっかり回復する前に再び酷使すると、筋肉が強くなるタイミングを逸します。僕は自分の回復力を過信していたのでしょうね。特に、筋肉の回復に直結する「わりきって休む」「ストレッチ(特に運動後)」「睡眠」「栄養」は、あらためて、ものすごーく大事だなと思い知りました。

 

 

bsc015_a

(僕に走る魅力を教えてくれたデザイナーでありサーファー、井口創さんが薦めてくれた「BORN TO RUN」。世界中のトレイルランナーたちのバイブルです。人間は本来、高価なシューズに頼らなくたって衝撃を吸収できる体と走り方を備えていた……などなど、“気づき”にあふれた一冊です)

 

というわけで、久々に10日以上運動しない日をつくりました。

休むってホント大事。現在は痛みもほぼ治まり、再び走る日々に戻っています。追い込むとまだ時おり違和感があるのですが、最近ふと思いました。この違和感、痛みが強くなる前からずっと感じてたな……って。つまり、僕は知らず知らずのうちに、長い時間を掛けて膝にストレスを溜め込んでいたってこと。そう、今回の膝痛は、なるべくしてなったんです。

 

こうなったら「ケガをしたから成長できた」と言えるよう、この学びを活かすのみ。仕事も遊びも毎日元気にこなすためには、「回復力」はこの上なく大切なキーワードです。

 

bsc015_d

(再び運動できる日々に戻り、この日は朝15kmほど走った後にお仕事。また、僕の家は駅から2kmちょっとあるのですが、片道歩くとだいたい2500歩くらいで、間食の目安にしている200カロリーがチャラになります。ご飯一膳も同じくらいですね。Garmin Instinct Tideの画面はこの日の消費カロリー。1日3000カロリーを超える日は、僕としては消費した方です。いっぱい動いたから、いっぱい食べてもいいでしょう笑)

 

なお、最近は運動しない日も毎夜ストレッチしています。入浴後、ストレッチをしてから寝るとびっくりするほど足が楽になるんですね。睡眠の質も良くなる気がします。基本、サーフィンもランニングも朝が多いので、夜はほとんどノーケアでした。すぐに効果が出るものじゃないと思うので、しばらくやってみようと思います。一年後には柔軟自慢していたいな。

 

Recently

 

bsc015_b

オーダーしていたサーフボードが届きました。ここだけ見ると、ノーズかテールか分かりませんね(笑)。ちなみにこれはノーズです。短いボードに触手が伸びない僕としては超珍しく、レングスは5’4″。現在の僕のクイーバーのなかでは最短です。でも、最大幅は上から2番目。所有している長さ順に、9’6″、8’1″、7’4″、6’8″、6’3″、5’9″、5’4″とあるなかで、9’6″の次に幅広いんです(笑)。いろいろ語りたいところですが、ちゃんと乗り込んでからにします。全体像はそのうちBlue.の撮影小物になって誌面に登場しているかと。当たり前ですがちゃんと自分で買ってます。

 

つづく(はず)

 

Y. Toida / Chief editor of Blue. magazine.

 

 

Blue. Surf Club
目次&パーソナルデータまとめ
http://www.blue-mag.com/wp/diary/bsc000/

BLUE. 101

2024年3月8日発売

仕事とサーフィン、みんなのバランス

2024年3月8日発売

  1. アマゾンで購入

  2. 定期購読

  3. バックナンバー

Article

【特別求人企画】手を取り合う地域医療とサーフィン。徳島県阿南市・海陽町

【特別求人企画】手を取り合う地域医療とサーフィン。徳島県阿南市・海陽町

Impression

KEYO International 9’6″

KEYO

Surfside House

#027 – サーフなお家の実例集

自分の手で理想に近づける家

Tags

Read all tag

Pickup

Read more

Tags

Read all tag