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そもそも走ってどうなりたいんだ?(理由)

posted Nov 12, 2019

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Blue Surf Club #003
「そもそも走ってどうなりたいんだ?(理由)」

 

走ることにしたきっかけを #002 で綴らせていただいたので、ここではもうすこし突っ込んで、しごく個人的な「走る理由」をいちど整理しておきたいと思います。

 

強度0か100かの日々は体を壊す

 

〆切前、机にかじりつく日の運動量(または強度)をレベル0。波が上がり、全力パドルで波に乗る日をレベル100とします。また、波が小さいゆえに必死でパドルし、気張ってテイクオフする上下動もじつは腰にくる動作です(特に真冬の海)。つまりサーフィン以外の運動をやっていないと、僕の生活は強度0と100の繰り返しになりかねません。ほげーっとして、いきなり全力疾走! みたいな感じ。正直これは、0だけよりも、100ばかりよりも体にガタがくる要因になります。実際そうなりました。なので、いまの自分に必要なのはレベル50を軸にした強度。心肺機能の向上(せめてキープ)、血行の改善、体重のコントロール、定期的な筋肉への刺激、そういった要素を適度な運動レベルでフォローしておければ、いつ波が上がっても「よしきたっ」と思えます。

 

波がない日のカームダウン

 

なんだかんだ言って、いちばんの理由はこれです。何日も波がない日が続いたり、忙しくて波のあるエリアへ行けない日が続くと、サーファーはストレスがたまります。僕が住む湘南エリアは一週間波がない、なんてザラです。むしろスタンダードかも。そうなると、前述したような運動量0の日がどんどん増えて、たまにぐっとサイズアップした日に必死にならざるを得ません。自分自身の体力も信頼できなくなってきます。その点、ランニングは準備~帰宅まで1時間もあれば十分こなせます。波がない日のランニングは、僕の心と体をゆるめる大きな味方になってくれています。

 

当然、体重は落としたい

 

サーファー的な視点で言うと、体重は「重り」です。脂肪は重りです、と書かなかったのは、脂肪だけじゃなく、筋肉だってときに重りになると考えているから。(理想のサーフィンに近づくために)正直なくてもいい余分な筋肉、しっかり使いきれていない筋肉があるとしたら、個人的にはそれは不要だと思っています。
同じ浮力のサーフボード、同じ技術のサーファーであれば、体重が軽い人ほど滑り出し~テイクオフは速くなります。このスピードはサーフィンにおける最重要パート。特に小波が多い日本では、軽さがアドバンテージになる日は多いです。波が大きくなるとムキムキの筋肉が頼もしくなるケースがあるかもしれませんが、それはアベレージ・サーファーでは躊躇するような、相当なレベルの波でしょう。
……やべ、なんか原稿みたいになってきちゃった(汗)。自分の話に戻ります。僕の身長は179cm、骨格もがっちりタイプ。そんな体にいっぱい乗っかってきた脂肪や、日々の刺激が足りずに役割を果たしきれていない筋肉は、テイクオフの遅れにつながる重り。ということで、理想は脂肪も(余分な)筋肉も両方落とすこと。でも、そもそも筋肉って落ちるのか?  については、体験を交えてあらためてお話しますね。

 

首&腰痛はどうにかなるか?

 

ものすごく多くの方が悩んでいるであろう首痛&腰痛。とくに真冬に海に入るサーファーにとっては超難敵です。僕もその悩みを抱えてきたひとりで、MRIを撮らずにいるため程度は分かりませんが、整形外科で撮ったレントゲンと医師の診断では、どちらも「ヘルニアだね」。腰は、ひどい時は自分の靴ヒモが結べませんでした。首は、痛みとともに長いこと左手のしびれを伴い、ひと冬サーフィンできない時期もありました。この項目は、同じ悩みを抱える方の情報になるかもしれないので、いつかしっかり書きたいと思っています。要点だけ書いておくと、走り始めて1年が経った現在、腰痛は消えました。ただ走っただけです。ただし、フォームと呼吸は意識しています。あと、ペースも。それにより、血流の改善、インナーマッスルの強化、姿勢や左右の筋力バランスが整ってくれて、腰痛は現状しっかり治まっています。自分でもびっくり。子どもを長時間抱っこしても、何度テイクオフしても大丈夫です。しかしですね、首はあいかわらず痛いです。アレコレ自分で実験しながら改善策を模索中。

 

左右均等のバランス

 

左右対称に筋肉を動かせる運動って、じつはとっても少ないです。その代表格がランニングと水泳。サーフィンはパドリング自体は左右対称ですね。でも、テイクオフした後は完全なる左右非対称。常に同じ方向に体をひねっていて、衝撃も伴いゆがみが生じやすいスポーツです。冬の水温も含め、やっぱり腰や首には負担が掛かります。また、サーフィンはバランスがとても大切なので、きっと全身の筋力のバランスが整っていると、いい効果があるんじゃないかな? と。これもいま走っている目的のひとつです。ヨガなんかも効果的だろうと思いつつ、現状はとにかく「走るだけ。それにより得られる効果」を検証していきます。

 

健康診断に冷や汗

 

体重の増加やヘルニア以外にも、日々の不摂生がたたった影響はいっぱいあります。取材などで動いている日ももちろんありますが、締め切り前は一日◎時間以上のデスクワーク(書けません笑)が何日も続きます。本来、人間は座るのに適した構造にはなっておらず、長時間の座る姿勢は骨格によくないだけじゃなく、内臓がしっかり動かないんですってね。当然、腹筋も使わなくなり筋力が低下し、内臓下垂や腰痛の原因になります。さらに便秘だの、胃や腸の不調だの、しまいには血液検査の各種結果がアチャーとなり……なんか、自分がかわいそうになってきたので、これもまたにしよう(笑)。ちなみに現在、血液検査はオールAに回復しました。血液は、走った効果がモロに数値に反映されますよ。

 

つつく(はず)

 

Y. Toida / Chief editor of Blue. magazine.

 

bsc003_yt2(小さい子供がいると抱っこや肩車はもちろん、変な姿勢をキープするのも日常的なこと。ヘルニアなどいろんな理由があるにせよ、それができない自分に出くわすと、父親としてそうとう悔しいです。今は大丈夫。いつでもこいっ!)

 

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インデックス&パーソナルデータまとめ
http://www.blue-mag.com/diary/bsc000/

 


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